2019.5.24
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不動産

安定・高利回り!いっそ不動産会社を買ってしまおう

(画像=TippaPatt/Shutterstock.com)
(画像=TippaPatt/Shutterstock.com)
不動産に投資する場合、REITや小口不動産投資がありますが、どちらも不動産投資会社に運用を委託する形態です。しかし、実は不動産会社そのものに投資することもできます。上場不動産企業の中には、業績安定で配当が高利回りの会社もあります。不動産市場の繁栄をストレートに享受できる、不動産株への投資を考えてみましょう。

成長が続く、大都市圏の不動産市場

2020年の東京五輪終了後の不動産市況を心配する声があります。いわゆる五輪特需の反動減ですが、それも杞憂に終わるかもしれません。オリンピック終了後も大都市圏の不動産市場の成長を後押しするイベントが目白押しです。
その一つとして首都圏では、2027年までの長期間にわたる超巨大プロジェクトが進行しています。渋谷駅周辺を中心とした「渋谷再開発計画」です。

「渋谷再開発計画」は、これまで東西南北に分断されていた動線を改良し、開業または建設中の商業ビルを歩行者デッキでつなぐ壮大なプロジェクトになります。
さらに2027年にはバトンタッチするかのようにリニアモーターカー(中央新幹線)が開通を迎え、東京~名古屋間が高速で往復できるようになります。名古屋圏への企業進出も増えることでしょう。

そして、大阪に目を向けると、2025年に「大阪万国博覧会」の開催が決定しました。さらに、2037年(2045年開業予定を前倒し)にリニアモーターカーの東京-名古屋-大阪間全線開通が完了し、超高速ルートで大都市圏が結ばれるのです。今後も地方の地盤沈下は心配されるものの、東京・名古屋・大阪の大都市圏に限っては、不動産市場の繁栄は続くものと考えてよいかもしれません。

大都市圏に多くの物件を持つ上場不動産会社への投資が有望である理由がここにあります。
 

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不動産株への投資を考える

これまで金融商品で不動産に投資するには、REITか小口不動産投資(クラウドファンディングを含む)を選択するのが一般的でした。この2商品は特定の物件への運用を委託し、収益から分配金を受け取る仕組みです。不動産会社の業績向上が直接反映されるわけではありません。そこで、おすすめなのが不動産会社株式への直接投資です。

いわば物件ではなく、不動産会社そのものを買ってしまう感覚といえるでしょう。不動産株は下記にご紹介するように、さまざまなインカムゲインを得られるため、楽しみながら投資できるのがメリットです。

株主優待もあり、インカムゲインの魅力大

REITや小口不動産投資にはない、株式独自のインカムゲインに株主優待制度があります。例えば、サムティという会社の株主になって、権利確定日に300株を保有していると株主優待として自社経営ホテルの無料宿泊券がもらえます。ホテルの株主優待は、割引券が一般的ですので完全に無料は珍しいといえます。さらに、数は限られますが、株主総会に出席するとお土産を配布してくれる会社もあります。

たとえ、お土産がなくても普段は行けないような高級ホテルで開催される株主総会もあるため、優雅な気分に浸ることができます。

こんなにある、高利回り不動産株

次に、不動産株に投資した場合、どの程度の利回りを得られるのかを確認しておきましょう。数ある不動産株の中で、高利回りの銘柄上位10社は以下のようになります。(会社予想配当をもとに、2019年3月19日終値でYahooファイナンスが算出)
 
順位 証券コード 銘柄名 配当利回り 2019年3月19日終値 配当予想(1株あたり) 100株購入に必要な金額
1 3294 株式会社イーグランド 5.42% 701円 38円 7万100円
2 3271 株式会社THEグローバル社 5.22% 479円 25円 4万7,900円
3 8940 株式会社インテリックス 5.04% 675円 34円 6万7,500円
4 3299 株式会社ムゲンエステート 4.98% 603円 30円 6万300円
5 3244 サムティ株式会社 4.95% 1,515円 75円 15万1,500円
6 8996 株式会社ハウスフリーダム 4.95% 404円 20円 4万400円
7 8869 明和地所株式会社 4.89% 614円 30円 6万1,400円
8 3465 ケイアイスター不動産株式会社 4.88% 1,720円 84円 17万2,000円
9 8887 リベレステ株式会社 4.74% 844円 40円 8万4,400円
10 3245 株式会社ディア・ライフ 4.72% 424円 20円 4万2,400円

これは配当利回りのみで、株主優待がある銘柄は実質的な利回りがさらにアップします。なお、大手不動産会社でないと不安という方には、野村不動産ホールディングスが3.46%と高利回りでおすすめです。おおむね、中小型銘柄の方が増配しやすいため、利回りは高くなる傾向があります。業績の向上を増配で享受でき、株主優待や株主総会への出席でオーナー気分も味わえる楽しさがあるのが醍醐味です。高配当利回りの魅力あふれる不動産株は、投資の有力な選択肢の一つといえるでしょう。
 

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